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遺言書による遺産相続

平和に遺産を分けるため

遺書と遺言書の違いとは

書き置きとも呼ばれる遺書。これは、被相続人が生前、書き残す手紙のことで、特に法律上、これを書かなければならないという内容の制限がありません。そのため、家族や親族、知人に対しての気持ちを書き残しておいたり、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えたいなど、様々な事を記載できます。

ただ、その内容に法的拘束力はないので、たとえば遺産相続の内容を記載したとしても、それを証拠に遺産が分割されるということはありません。

その反面、遺言書とは、民法上の要件を満たした書式で作成されます。遺言書として、書類の作成がされ、なおかつ民法上の法的要件を満たせば、遺言書として取り扱われ、そこに記載されている遺産分割方法や内容などは法的な拘束力を有することになります。

そのため、本人が遺言書として遺産内容などの詳細を書類に書いていたとしても、押印が抜けていたり、自筆でない場合など、民法上の要件を満たしていなければ、ただの遺言となり、拘束力がなくなるので注意が必要です。

また、遺言書の内容ですが、相続財産に関係のない、被相続人の死後の人間関係や宗教関係などに関しては、法的な拘束力はなく、相続人はそれに従う必要はありません。あくまで、民法上に解決できる範囲に置いての拘束力となります。

なんだか難しそうだと思われた方は、相続に詳しい弁護士にお願いしてもよさそうですね。そうすることによって確実に遺産を思う通りに割り振ることができるでしょう。

さて、遺言には普通遺言と特別遺言があります。
まず、普通遺言には大きく分けて3つの種類があります。
・自筆証書遺言
・公正証書遺言
・秘密証書遺言

さらに、特別遺言には2つの種類があります。
・危急時遺言
・隔絶地遺言
です。
今回は自筆証書遺言について説明いたします。